芋汁庵 つゆ知らず生まれ過ごして折り返し消ゆる定めも露は露なり
 いらっしゃいませ   どうぞごゆっくり  一膳
芋汁の椀(うしゅうのわん) 世情などを独断と偏見で斬ったり、ぼやいたり、思いつくままに筆を走らせたコラム&ショートエッセイです。(けっこう更新)
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うそ八百八町 嘘か誠か誠か嘘か、筆先三寸の小話を毎月お届けします。
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ホトトギスの茶室 有名な?ホトトギスをお題にした下らない川柳集
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(その十二)

 人の重量税
 梅雨から夏にかけては、ラッシュの電車内は不快極まりない。特に太った人はスペースを沢山使うし、座席に座っていても1.5人分を占拠しているくせに無神経に大股を開いたりして、腹立たしい限りである。やせている私には同じ運賃なのが不条理に思える時が多々ある。
 そんな中、英国に留学中の知人から、巷のうわさとして物議をかもしているこんな話を聞いた。それは、電車の運賃体系を  (基本料金+体重別料金)×距離  …にしよういう法案が水面下で検討されているらしいというものである。方法は、券売機もしくは自動改札の床に秤を設置し、計測した体重に見合った料金を加算する仕組みである。
 これに対して反対派は「人権を目方で決めるとは何事か!」「わしらは肉屋のロース肉ではない!」と怒っているが、反対派の議員の多くはビヤダルか二重アゴという容姿だそうだ。
 法案推進派は、交通省、財務省、特需を当て込んだ秤や券売機メーカー、そしてダイエットやフィットネス業界である。少しでも運賃を節約するには体重を減らすしかないという図式である。しかし投資に見合った節約が出来るかどうかは本人次第であろう。衣料メーカーも軽い素材を取り入れた商品開発に躍起だし、軽量繊維の特許を持つ繊維メーカーの株価が上昇しているそうだ。
 更に国民の生活様式も様変わりするとの指摘もある。つまり通勤時に少しでも軽くする為に、朝食は家庭で取らずにオフィスに着いてから摂るというスタイルになるというのである。その為、オフィス街に展開する大手飲食チェーンでは昼食よりも朝食をと、営業時間の見直し、メニュー開発を既に開始しているそうだ。
 まだ水面下の動きで、あちらのタブロイド紙が面白おかしく取り上げている程度なので、日本には伝わってないそうだが、私はチョッピリ溜飲を下げた次第である。

(その十三)

 選挙法改正
 選挙の時ほど閉口するのは私だけではないと思う。いくら国政へ意思表示の一票を投じようと思っても、ポスターを見るとイモ、カスとしか思えない立候補者達ではどうしようもない。棄権する人の気持ちも十分解る。まあ首相、大臣であの程度だから、一議員の卵など押して知るべしではある。
 そこでまたまた英国登場。これも英国留学の知人からのレポートである。かの国は議会制民主主義の総本山であるが、やはり同じ悩みを抱えているようで、有識者(多少いかがわしい響き)による選挙制度改革案が議論されているそうだ。その内容のいくつかを紹介しよう。

1.投票率が50%に満たない選挙区は、議席を得られない。(議席の削減で無駄な税金をなくす)

2.選びたい人がいない場合は、当選して欲しくない立候補者への不信任投票も受け付ける。得票=信任票−不信任票とする。(日本なら現職でも−10000票なんていう議員も出てきそうである。

 こうしてみると中々マトモな案だと思える。選挙に行くのも行かないのも、少しは楽しくなりそうな気がする。早く英国で制度が開始されれば、権威に弱いわが国も右へ習えしそうである。
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